ブルーベリーの病気
ブルーベリーに限らず、植物はさまざまな病気にかかります。
放っておくと病気はどんどん感染し、ブルーベリー全体が被害に遭うこともありますので、病気を発見したら、即対処するようにしましょう。
ここではブルーベリーの病気と対処法を紹介します。
サビ病(blueberry rust)
ラビットアイ系品種であるデライトに発症しやすい病気です。アメリカではサビ病の影響が大きいことから、デライトの作付面積が減少しています。
症状はその名の通り、葉が黄色くなり、サビが浮いたような状態になります。
サビ病は菌による感染が原因で、感染源はベイツガの木となっています。
サビ病に関しては、あまり収穫に影響がなく、さほど悪質な病気でもありませんが、早期落葉のおそれがあるので、半径0.5キロ内にある感染源となっている木を排除し、殺菌剤を塗布しましょう。
ブルーベリー斑点病(Septoria Leaf Spot)
葉に斑点のようなブツブツができるので、サビ病にも似ていますが、違いは黄色い粉を吹いていないことです。
サビ病同様、基本的に枯れたり収穫に影響を及ぼすなどの悪質な病気ではないのですが、中には収穫量を減らす働きのある『炭疽斑点病(Anthracnose Leaf Spot)』もあるので要注意です。
対処法としては、病気になった葉を処分し、枝に症状が出た場合は焼却処分します。
ちなみに、ブルーベリー斑点病に効く農薬として、キャプタン・有機銅水和剤やクレソキシムメチル水和剤などが登録されています。
ブルーベリーバルデンシア葉枯病
2003年に岩手県で発生し、以降広域に広まった病気です。
葉から葉に伝染し、感染すると葉全体に褐色の斑点が発生します。葉を枯らせる作用があるので、木の成長が遅れるなど、悪影響を及ぼします。
感染源はヒコバエという根本から出ている細い枝なので、春先になったら適宜切除し、感染した葉も焼却処分するとよいようです。
ブルーベリー赤色輪点病
『blueberry red ringspot virus』という病原ウイルスによる病気です。
感染すると葉や茎、果実に赤色の輪や斑点が生じます。
ウイルスはアブラムシやカイガラムシ、ヨコバエなど、樹液を吸う害虫が運んでくる可能性が大きいため、害虫対策として木のすそを剪定し、風通しをよくしておきましょう。
現在、赤色輪点病はシエラとデュークの2種類に発症しているため、この2つに関しては動かしたり接木に使用しない方がよいようです。





